秋風が心地よくなってきた10月某日、No.12 Kashima Fan Zoneにて、地域とカルチャーをつなぐ参加型イベント「まちのあそびば」が開催されました。

今月のテーマは、“ととのう”ための実験室。

日々のサウナ運営のなかで生まれた、「あんなロウリュ、こんなサ飯、やってみたい！」をカタチにするための、ちょっと実験的な、でも誰よりサウナを愛するスタッフたちによる挑戦企画。今回はサウナ会員さま限定での開催となり、施設全体が温かく、親密な雰囲気に包まれました。

「施設育ち」のハーブロウリュが登場

当日最も注目を集めたのが、No.12の敷地内で育てている自家製ハーブを使用した“ハーブロウリュ”。
ミントやレモングラス、カモミールなどのブレンドが絶妙な香りを放ち、蒸気とともにサウナ室内に広がると、まさに“ととのう”を超えた没入感を演出。

「香りがいつもよりやさしい」「自然のものだから体にしみる」など、来場者からも好評の声が続出しました。

サ飯も“試作”で大盛況

サウナ後の「ととのい飯（サ飯）」として登場したのは、新作の試作メニューたち。
地元食材を使ったスープや、ご飯系の一品もの、さっぱり系のおつまみなど、スタッフたちが真心込めて考案・調理したメニューが並びました。

今回は“味のモニタリング”も目的のひとつ。来場者には、料理に対するリアルな感想をアンケート形式で提出いただき、今後のグランドメニュー化に向けた貴重な意見交換の場にもなりました。

“使い手とつくり手”が交わる場として

「まちのあそびば」は、単なるイベントではなく、No.12をもっと良くしたいという“内側の熱”を、まちの人たちと分かち合うためのフィールドです。

今月の実験会を経て、スタッフたちのモチベーションもより高まり、今後のサウナ体験向上へのアイデアも続々と形になり始めています。

来月もまた、あそびばは続きます。
“まち”と“ひと”と“サウナ”が、肩を並べてつくっていくこの場所で、次はどんな体験が生まれるのか——。どうぞお楽しみに。